ハーバルラビットは顔に使える?
デリケートゾーンの黒ずみ用クリーム「ハーバルラビット」は顔のシミ、そばかす、くすみなどに使えるのでしょうか。デリケートゾーン以外にも使えるなら使いたいという方もおられると思います。そこで、ハーバルラビットが顔にも使用可能か検証してみました。
その結果、ハーバルラビットは顔に使ってもOKです。顔と体の皮膚の違いから見ても影響のある成分は含まれておらず、安全に使用できることが分かりました。
ハーバルラビットの使用箇所は?
まずは、ハーバルラビットがどこに使えるのか使用箇所を確認していきましょう。公式サイトの「よくあるご質問」を見てみると以下の記載がありました。
Q.デリケートゾーン以外にも使えますか?A.デリケートゾーン以外にもワキ、乳首、二の腕、ひじ、背中、太もも、膝、デコルテなど色々な個所にご利用いただけます。ハーバルラビットは黒ずみケアとして、多くの女性の意見を取り入れ開発された商品になります。
つまり、デリケートゾーン以外の全身に使ってもOKということです。気になる部分に塗っておくことで黒ずみケアが可能になります。
顔と体の皮膚の違いは?
では、顔の場合はどうなのでしょうか。顔と体の皮膚の違いは主に3つあります。
紫外線や外気の影響を受けやすい
体は服に覆われていますが、顔は常に外に出ている状態です。そのため、紫外線や外気によって、日焼けや乾燥などのダメージを受けやすい状態になっています。
皮膚が薄い
顔の皮膚は体に比べて薄くなっています。これは、外部からの刺激をいち早く感じ取るためだと言われています。表皮の厚さは0.1~0.3mm程で、特に目の周辺は薄くなっています。
皮脂量が多い
顔の皮膚は上記のように薄くなっており、皮脂によるバリアが必要になります。そのため、顔には皮脂腺が多く皮脂の分泌が多くなります。額から鼻にかけてのTゾーンは特に皮脂量が多い箇所です。
ハーバルラビットを顔に使う前の確認事項
つまり、ハーバルラビットが顔に使えるかどうか確認するには
- 紫外線の影響を受けないか?
- 刺激のある成分は含まれていないか?
- 皮脂が多くても大丈夫か?
以上の3つを確認する必要があります。それぞれの詳細をチェックしていきましょう。
紫外線の影響を受けないか?
ハーバルラビットの成分には、ビタミンC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸)が含まれています。ビタミンCは紫外線に当たるとシミができやすい?と言われることがありますが、実際はどうなのでしょうか。
これは、ビタミンCによるものではなく、「ソラレン」という物質によるものです。ソラレンは果物や野菜に含まれており、紫外線によって影響を受ける光毒性があると言われています。昔、レモンやきゅうりなどを顔に貼ってパックする人がいたようで、これがシミなどの原因になります。
ハーバルラビットに含まれるビタミンC誘導体には、ソラレンは含まれておらず紫外線による光毒性の心配はありません。
刺激のある成分は含まれていないか?
ハーバルラビットは、石油系界面活性剤、シリコン、着色料、アルコールなどの添加物は含まれておらず、無添加で肌に優しいのが特徴です。そのため、敏感肌の方でも使用できます。
また、抗炎症成分である「グリチルリチン酸2K」も配合されているため、肌の炎症を鎮める効果も期待できます。
皮脂が多くても大丈夫か?
皮脂の過剰分泌はニキビなど肌荒れの原因になります。ハーバルラビットに含まれるビタミンC誘導体には、過剰な皮脂を抑える作用があり肌トラブルの予防になります。
また、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどの保湿成分も配合しているため、乾燥肌の方でも使うことができます。
美白成分に注目!
ハーバルラビットには、メラニンの生成を抑えて、シミ、そばかすを防ぐ美白成分の「プラセンタエキス」が含まれています。プラセンタエキスは化粧水や美容液など顔に使う化粧品にもよく使われている成分です。
プラセンタには、メラニンを生成するチロシナーゼ酵素を阻害する働きがあり、シミ、そばかす、くすみなどに使うことができます。また、肌のハリや弾力の元であるコラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞を活性化させる働きがあり、健康的な肌を目指すことができます。
まとめ
ハーバルラビットが顔に使えるか皮膚の違いと成分から検証した結果、影響を与える成分は含まれておらず、顔にも使えることが分かりました。ハーバルラビットには、メラニンの生成を抑える美白成分も配合されているため、顔のシミ、そばかす、くすみなどにも効果が期待できます。